民主党が昨年に政権を取ってから暗澹たる気持ちだったが、国民の多くが同じ気持ちだったのだなと思った。
例えば、みんなの党がこれだけ支持されたのは正直驚きである。構造改革の貫徹を主張し、経済成長を目指す、という今考えれば当たり前の方針なのだが。
民主、社民、共産、国民新党が惨敗しているのは、政策が支持されなかったことだ。大きな政府、公共事業によるバラマキ、弱者救済というか結果平等主義のような考えに違和感を持つ人が増えたのか。
日本は高齢者が多くなり、既得権益者や団体という組織票が多い中でも、希望はあるのだなと感じた。経済成長のための政策が実現できることを期待している。これが中国やシンガポールのように意思決定ができるとどれだけ良いか。