›5 31, 2010

ファスティング(断食)

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人は本来食べるために生きていた。
現代社会では食べないことが生きる術だ。
つまり飽食による害の方が飢餓よりも圧倒的に多い。

断食(ファスティング)は健康法として注目されており、自分も高校生の時にとても興味を持ったのだがこれまで1度も挑戦してきたことが無かった。
飢えた経験、ひもじい経験が人生で無いというのは、文字どおりハングリー精神にもかけることだし、苦痛は承知の上であえて実践してみることとした。

この断食は石原慎太郎も薦めていたのにも興味を引かれたが、調べてみると多くの芸能人やスポーツ選手が実践していることが分かった。
断食を行うことによって、体内の不純物を排泄する(宿便)のと内蔵を休ませる効果がある。また断食中に取る野菜・酵素・ミネラル水により内臓が浄化されるとのことだ。

自分が断食に挑戦しようとおもったのは、暴食や酒で痛めた内臓を労わりたいというのと、社会人になってから患ったアトピー性皮膚炎と花粉症、たまに起こる蕁麻疹、そして体調のなんとも言えぬ不快感(だるさ、眠気など)を解消できるのではないかとの思いがある。そして、様々な健康食品やサプリメントを試したが、そのほとんどは効果を実感できず、栄養過多の現代の食事で更に栄養を補充するという方法に大きな疑問を感じていたのである。通常の食生活を送っていればビタミン類など不足することはまずあり得ないと言われている。逆に過剰に摂取することによる内臓への負担や副作用のようなもののほうが害が大きいのではないだろうか。

さて、断食というと大袈裟に聞こえるが、1日、2日の断食を定期的に繰り返すのも大きな効果があるという。例えば金曜日の夜を抜いて土曜の1日を断食する。水、野菜ドリンクを取る。これはやりやすい。

自分の場合も金曜日の朝食を軽くとり、土曜に断食を行う。これでも土曜日はかなりひもじい。しかし、内臓を十分に休めることができていることが実感できる。
たった1日でもベルトの穴が1個ずれるほど腹は引き締まる。ダイエットにも当然大きな効果がある。

そして断食には宿便を排泄するという重要な効果もある。宿便とは長年蓄積した排泄物の腸への付着であり、断食しないと取れないそうだ。

断食を行っている期間は、慣れないととても辛く感じるが、1日、2日の断食でも体のすっきり感と達成感からか大きな満足感を得ることができる。(断食後に飯のありがたみや美味しさがとても実感できる)。そして金を掛けずに行うことのできる健康法でもある。(高い断食セミナーや断食期間中の高額な野菜ジュースや酵素ドリンクも売られているが)

実は手軽にできる健康法なのでオススメだ。



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