›4 01, 2010

二流の地方都市か一流の東京か

Category: 日々雑感 / 0 Comments: Post / View

地方都市だけでなく、神奈川、埼玉、千葉の新興都市はずいぶんと開発され、人口も増えたがその新興都市の価値は上がったのだろうか。
何故そのような土地に住むかと言えば東京に通勤するのに1時間程度で行けるにもかかわらず、土地が安いという理由だろう。
目的地は東京だ。
逆にそれらの都市を目的地とした導線というのはほとんど存在しない。それらの地域を目指して行くことが無い。
例えば新宿と柏で考えると柏から新宿には通勤や買い物目的で大量に訪れるが、新宿の住民が柏に行く目的が無い。
ほとんどの東京沿線の近郊の都市というのはそんなものだろう。

道路や鉄道の発達で便が良くなると、それらの土地は逆に多くの者が東京に買い物に行きやすくなってしまうというジレンマを抱えている。
人は増えるがあくまでもベッドタウンで、買い物・通勤と金を使うところは東京がますます儲かる。高級品なら同じものが売っていても銀座や青山に買い物に行くだろう。

都会はブラックホールのように周りから人を呼ぶ。人口が減少するとどうなるか。
ベッドタウンから都心に人が移動をはじめベッドタウンには空家が目立つようになる。

都内も地方もまだまだこれからもマンション開発が進む。日本は確実に人口が減っていく社会構成なのだ。地方都市が北斗の拳に出てくるような廃墟マンションにならなければよいのだが。。

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