›2 04, 2008

米マイクロソフトが米ヤフー!を約4兆7500億円で買収

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なんでも敵対的買収も範疇に考えており、ヤフー1/31の株価の62%プレミアムを準備しているそうだ。
マイクロソフトはGoogleに対して敵意むき出しで、消費者のことなんか考えていないんじゃないのか?

95年当時のマイクロソフトは革新的と学生ながら思ったが、今となっては古いビジネスモデルだ。インターネットの登場でパーミションマーケティングという概念も出て、消費者志向が進んだがマイクロソフトは逆行し、古い押し付け販売を強化している。

Windows Vistaなんか、誰が望んでいるのだろうか?XPで困っていないのにVistaに強制的に乗り換えさせられ、IEもWindows Liveがデフォルトになって必要でもないのについてくる。Officeも無用なバージョンアップが繰り返される。

Googleは自ら選んで検索エンジンとしてブラウザの初期ページに設定される。Yahoo!もそうだ。

そんな会社がYahoo!を買収する事に違和感を覚えるし、相乗効果があるのか疑問だ。
MSはかつての重厚長大産業や古いビジネスのように、買収しシェアを上げ、スケールメリットと寡占によって市場を支配しようとしているのだけなんじゃないか?

これは買収プレミアムを見ても分かるが、これまで市場を寡占させることによって伸びた会社だからしょうがないのか。そもそもコアのOSさえも買った会社だから。

マイクロソフトが嫌いな消費者が多い理由がわかる。そしてこんなやり方をし続ける会社だから、嫌われても使い続けさせるのを戦略として強欲に成長しようとし続けるんだろうな。

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