›8 08, 2007

サポイン

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「企業の発展の影にサポインあり」
最近サポインという言葉がちらほら使われ始めてきた。

サポインとは、サポーティング・インダストリーのことで、日本の製造業を支える,中小企業のモノ作り基盤技術を指す。

中小企業といってもとりわけ下請け企業のことを指す。
これは日本独特の商慣行であり、親会社はそもそも資本も血縁的にも無関係な下請け会社に対し、完全に経営コントロールを行う力を持って、「生かさず、殺さず」使ってきた歴史がある。

親会社の業績が悪いと、下請け会社を殺して(倒産)しまうことも多々あった。

このようないじめから、下請け企業の数は減り、そもそも高い技術力を有していた下請け会社がなくなることにより製造業の体力が落ちてしまうという問題に直面している。

下請けという直接的な表現を使わず、サポインなどというマヤカシの言葉が登場してる事事態問題なんだろうと思う。

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