›6 28, 2007

パトライト、テン・アローズともに社長がクビ

Category: 日々雑感 / 0 Comments: Post / View

パトライト、テン・アローズの株主総会で社長解任になったが、両社とも共通事項がある。
創業者が両社共に女、その創業者の長男を事実上事業を承継する形。

まあ、これはたまたまかもしれないが、決定的な共通点は、
創業者一族が議決権の多数を持ってること。

これが上場企業かと愕然とした。上場して一般投資家の金を預かっている身でありながら、創業者一族が自己利益と権力を取り戻そうとした形に見える。とても少数の一般株主の利権など考えているとは思えない。

両社もっともらしいことを言うけど、両社共に、創業者一族が今の社長を選任したのだ。

その責任を取らないとはどういうことだろう。創業者一族は経営を退く際に多額の退職金をもらっており、会社の利益や株主の金が注がれているというのに。

なんだか乗っ取りのように思えた。この会社の一般株主はどうおもっているのだろうか。
所有と経営の分離ができていない会社にはとても投資なんかできないと思った。

ちなみに、上場していてもこのように創業者が議決権の多数を持っている会社多いので注意必要です。資産管理会社とか所有者を分散させても、実質創業者の所有物と化している企業多いのです。

ちなみに、親会社が議決権の大多数を持っている会社も信用していません。

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