›12 26, 2006

経理の不正、影に女あり

Category: ファイナンス / 0 Comments: Post / View

経理というのは会社の金庫番のような存在であり、経理に対する監視が不十分だと不正が起こりやすい。
どんなに真面目で誠実な人でも、金をまかせたとたんに人格が変わるというケースは多々ある。

そう考えると、経理、購買といった人物は、性悪説に基づき、不正が行われるという前提になければならない。会社の金を使い込むのには、女(男)が原因で金が必要に迫られるというパターンが多い。

そんなことから犯罪の影には女ありといわれた。最近では女性のスタッフが多いので、犯罪の影には男ありになってきている。

経理に関しては、出納と記帳を分けるなど分業させることだ。完全に任せたとたん、監視の目は届かなくなり、不正を起こしやすい環境をつくることになる。

中小企業においては不正が起きても、犯罪として警察に突き出すこともできないケースがほとんどだろう。それよりも使い込まれた金の回収に躍起になるしかない。

後々苦しむことを考えると、やはり厳しい管理体制を築いておくことが重要だ。

Comments