›12 19, 2006

ジュエリー業界はもう伸びない

Category: 日々雑感 / 0 Comments: Post / View

ジュエリー業界とは、宝石やダイヤ(婚約指輪)、真珠などを扱っている会社であるが、この業界は景気が回復しても厳しい状況が続いているようである。
一昔前までは、大型客船なんかでおばちゃんをクルージングさせてそこで販売もしていたが、今はどうなんだろうか。
いまやかつての土地成金みたいなおばちゃんは死滅し、金銭感覚のある富裕層が台頭してきているのかもしれない。

上場企業では、田崎真珠は売上高ものびずに赤字が続いているし、非上場の大御所ミキモトは決算書が公開されていないから寄せ集めの売上高を見ていると、2001年から売上高が10%下がった310億になっている。昨年銀座にあんな豪華なビルを建てて販売しているにもかかわらず売上にはたいした貢献度が無い様である。もっとも最近粉飾で大騒ぎになってもはやブランドが死滅したのかもしれない。
田崎に売上ではもう抜かれる時期かもしれない。

しかし、どこのジュエリーも外見は儲かっているように見せている。貧乏くさかったりしたら買わないから。

だが、本質的にはやはり、消費者は価値のあるもの、価値を生むものを求めるようになってきていると感じる。宝石は、投資用のほんの一部を除いて、買った瞬間にもう価値がほとんど無くなってしまうものであるから。質屋にもっていけばわかる。

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