日本の人口減少は2005年から始まっており、この流れは世界的に例の無い急速な減少になってくる。死亡率に対して出生率の低下も急速に進んでいるためである。
人口減少はどのような影響を与えるかというと、経済ではGDP(国内総生産)が減少する。厄介なことに日本の人口減少は少子高齢化社会という問題を含んでいる。
つまり労働人口が激減していくのだ。
そうなると一人当たりGDPまでもが減少していくことが容易に想像される。働き盛りの若者でさえニートやフリーターなど、労働力とならない層が増加している。
このような状況が続くと、日本の経済力は衰退し発展途上国の仲間入りしかねない。
65歳以上の高齢者は現在のところ約25%であるが、2025年にはなんと35%になることが予測される。周りはほとんど年寄り、これを読んでいる人も高齢者になる人が多いということだ。
このような社会で新しく社会人になる若者は、希望を見出すことができるのか心配だ。