›11 14, 2006

仕事ができない人は話も長い

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話が長い人に読ませましょう(笑)いるんですよね。話だけが異様に長い人。
営業でもいる。お客さんが話そうとしているのに、さえぎってまで自分の話をする人。
会議でもひたすら話す人。当然嫌われるし、簡単に済む話も長いのだから、思考回路からして当然仕事も遅い。

この本は、ソフトブレーンの宋文洲であるところがまた興味をそそった。

ライブドア事件や村上ファンドに対する意見もある。

当たり前のことであるが、日本は競争社会であるべきということについて言及している。格差があって、能力の高い人、成功した人とは生活レベルや所得は異なってくる。一部の成功者に対する羨望が一般人の努力を促し、世の中が活性化するのだ。
だが、格差がいけないとかそんな話が多くないだろうか?
一般人というのは、世の中を変えることなんてできないと思っているのだが、日本でこうやって平和に暮らしていけるのは世の中を動かしている人のおかげだと、本当は感謝しないといけないと思う。

日本の一般人のレベルというのは、アフリカや東南アジアの発展途上国の市民と対して変わりはしないのだ。環境が良いだけだ。

意識はもしかしたらもっと低いかもしれない。

だから、格差社会というのは大切なのだ。

話が長い人に告ぐ!

テミジカに。

仕事ができない人は話も長い
仕事ができない人は話も長い宋 文洲

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