›11 10, 2006

信号機のLEDとランプ

Category: 日々雑感 / 0 Comments: Post / View

都内では、幹線道路の信号機がどんどんLEDに変わってきている。LEDは信号の他にも自動車のテールランプ、液晶バックライトに使われるようになってきている。

LEDの方が発熱面、耐久性で遥かに優れているのだが、思わぬ欠点もあるようだ。

色彩が弱く、LEDの信号機では色弱者が区別がつきにくいという話を聞いた。まあ左から青・黄・赤と決まっているのだけど。。また、熱量が少なくて済むというのは、大きなメリットなのではあるが、逆に雪や雨が信号機についても熱で溶けないというデメリットが出てきてしまっているそうだ。
これは以外に大きなデメリットだ。
また、耐久性が7年ほどと、電球(ランプ)に比べ7倍も長いのだが、実際には信号の表面の掃除が必要でその際ランプも同時に交換できるので、耐久性が大きなメリットにならないとも聞いた。

さらにLEDはコストがランプの1.7倍もする。

そんなことから、都内では急速に進んでいるLED信号機も他県では、一切採用されていないところもあるのだ。

液晶のバックライトもランプ(CCFL)が主流になっており、LEDランプは大型テレビでは使われていない。但し携帯電話などにはどんどん採用されている。

かつてはLEDが全てのランプ(電球)を置き換えると言われていたが、さらに有機ELもいよいよ実用化されてきていったいどうなるのかと思う。



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