購買力平価説(PPP:Purchasing Power Parity)を今回取り上げる。
実は以前簡単に紹介したのだが。
http://skillstorage.com/archives/000323.html
PPPは以下の公式で求められる。
円ドルレート変化率=日本の物価上昇率―アメリカの物価上昇率
St = Pi(Yen)/Pi($)
□ 例題
1台300万円の車の輸出を考える。
為替レート:¥122/$
インフレ予測
米国:2%/年
日本:0%/年
(1)米国での年初の車の価格はいくらか?
300万円/122 = $24,590.16
(2)購買力平価が成り立つとして、年末の為替レートはいくらか?
公式から、
St = (1+0)/(1+0.02)
= 0.98
よって、¥122/$ * 0.98 = 119.61
(3)その場合の年末の価格はいくらか?
300万円/119.61 = ¥2,508,197
かしこい私の外貨投資 | |
![]() | 桜沢 エリカ 日興コーディアル証券 小学館 2005-01 売り上げランキング : 45,743 おすすめ平均 ![]() ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |