油断が事故を産みます。ちょっと気を抜いたときにかぎって、事故るんです
よね。事故にあったとき、「あー今日は運が悪かったな」なんて思っている
あなたは、実は「あーラッキー」とギリギリ事故をかわしたことが何度かあ
るはずです。今日はその法則です。
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▼ ハインリッヒの法則「1:29:300の法則」 ▼━━━━━━━━━━━━
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ハインリッヒの法則は、米国のハインリッヒ氏が産業災害研究から導いた
法則であり、産業(労働)災害の発生確率を潜在的発生率と絡ませた法則で
ある。
1:29:300の法則とも呼ばれる。
それは、「1件の重大災害の裏には、29件のかすり傷程度の軽災害があり、
その裏にはケガはないがひやっとした300件の体験があるというものです。」
労働災害や交通事故のことを考えてみよう。統計的に見てみると事故を起こ
す人というのは、過去に軽災害を起こしているケースが多い。そして、ほと
んどの事故を起こした者は、事故には至らなかったもののヒヤっとした経験
がある者がほとんどなのだ。
それを統計的に示したのがこの「1:29:300の法則」即ち「ハインリッヒの
法則」である。
ちなみにこの300とう数字はヒヤリ・ハットと呼ばれる。ヒヤリと冷や汗
をかいた経験である。この法則によると300回ヒヤリとしたら1件大事故を
起こしてもおかしくないということになる。
ヒヤリとしたら「助かった」などと考えないことだ。次は大事故かもしれな
い。
ヒヤリ・ハット事例のホームページがありました。
http://www.hiyari-hatto.jp/
自社でも事故防止のためヒヤリ・ハットを集めてみると良いかもしれない。
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