というわけで、記事を読むとフジからの100億円キャッシュにものを言わせて、ライブドアは買収したということですな。
しかし、金融部門の売上高が半分以上ということで、ライブドアはインターネットの会社というよりも、金融(消費者金融、証券会社、先物取引会社)ということですな。
ライブドアは、オンザエッヂという社名の頃は、Web製作会社、そしてデータセンターの会社でしたが、ポータルの会社になって、ついに金融の会社へと変わったと。
もしかしたら、将来的には、インターネット事業がヤフー、楽天にまったくかなわない状況が続いたら、(そんなことはライブドアの勢いを見ていると感じらさせられませんが・・)、インターネットに関わる事業を売却して、金融のみの会社になる。なんて、そんなシナリオだって無きにしもあらずでは?
ライブドアは二日、大手商社の双日が全額出資する商品先物取引会社、日商岩井フューチャーズ(東京)を買収すると発表した。買収額は二十億円強とみられる。ニッポン放送株争奪戦で、五月下旬にフジテレビから千百十億円の和解金を得て以降、初の買収案件。
ライブドアは二〇〇四年、日本グローバル証券(現ライブドア証券)や消費者金融のロイヤル信販を相次ぎ買収し、金融事業を拡大。〇五年三月中間期の連結決算は、金融部門の売上高が百六十五億円に達し、全体の半分強を占めた。商品先物取引サービスには、既に楽天がグループ企業を通じて参入、ライブドアは今回の買収で追随し、インターネットを活用した事業を展開する方針だ。
不採算事業の見直しを進める双日は〇五年三月期に最終赤字を計上した日商岩井フューチャーズの売却先を探していた。
http://www.chunichi.co.jp/00/kei/20050603/mng_____kei_____002.shtml
(中日新聞 6/2)