›5 31, 2005

パラダイム転換

Category: HR(人事) / 0 Comments: Post / View

ビン・ラディンもフセインも死体が全然見つかりませんが、なぜだろうか
と思いませんか?アメリカには衛星カメラでくまなく地上を探し出すこと
ができるはずですし、CIAが送り込んだスパイがイラクやアルカイーダの幹
部にもいるはずでしょう?

実は、死体が見つかると一番困るのはアメリカなのではないか?と思って
います。
フセインがシリア、イラン、リビアにいるというアメリカの自作自演の噂
があれば攻撃する口実がつくれますものね。

考えすぎでしょうか。

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▼ パラダイム転換 ▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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□ パラダイム転換

前回パーソナル・ライフスタイルが尊重される価値観について解いたが、今
回はさらに深く見ていこう。

パーソナル・ライフスタイル、つまり価値観が他と違うということは、個人
にとって他人と違う自分の価値観を肯定化する精神的(内面的)過程がある
と思われる。
それこそが、パラダイム転換というものであろう。

パラダイムという言葉は、「ある一時代の人々のものの見方・考え方を根本
的に規定している概念的枠組み」という意味である。

パラダイム転換によって、世間一般的な価値観とは違う自分の価値観(それ
も他人の受け売りがほとんどなのであろうが。)を見出すのだ。

例えば、サラリーマン諸君にとってパラダイムには以下のようなものがある。
・賃金は労働の代価だ
・労働者と経営陣は対立するものだ
また、消費者心理としては
・不必要なものに金は払わない
といったことがあげられる。

だが、パラダイム転換は一般世間にも浸透しつつある。例えば、上記内容と
は正反対の価値観を元に行動しつつある人々が見られるようになったのだ。
・賃金とは無関係に、やりがいのために喜んで働く
・経営陣は労働者の目的を実現するための基盤(会社)の管理者
・不必要なものでも、何故か金を払う。

何故、このような現象が起きるようになったのかを分析してみる。

賃金よりもヤリガイを求めるようになった現象は、賃金の価値が自分の生活
における重要性の割合が低下したからだ。
だが、それだけではない。
ヤリガイというものが、ライフスタイルの中で重要視されるようになったの
だ。
経営陣という逆の立場で考えれば、このような従業員がいれば非常に頼もし
く思えるだろう。(安い賃金で使えるし)
では、このような人々が、どのような環境であれば喜んで働いてくれるだろ
うか。
まずは、前回説明したエンパワーメントがある。これが大部分を占めている。
だが、同じくらい重要なことがある。

それは、経営主導者のカリスマ性、ビジョンといったものだ。
今そのような、経営者のもとに優秀な人材が沢山集まっている。(あなたは
興味が無くとも、喜んで働くという者がわんさかいる)

例えば、スターバックスのハワード・シュルツ、ナイキのフィル・ナイト、
ヴァージンのリチャード・ブランソン、ビームスの設楽洋などだろうか。
彼らは、自身がブランドと化している。

また、消費者の視点で立てば、「喜んで金を使って買いたい」商品を創出し
ているのが、実はこれらの企業である。

たかがコーヒーで、牛丼よりも高いスターバックス、たかが運動靴で皮製の
高級靴なみの価格のナイキ、あとソニーもすごい。確かにデザインは他の
企業とは全然違うが、機能では実は劣っていたりする。だが、ソニーを買う
という者は沢山いる。

このような現象はパラダイム転換と言ってよいのではないかと思う。
そして、今まさにこのようなパラダイム転換中の消費者、労働者をターゲッ
トとしたプロダクトや雇用を提供することから企業の成長が期待されるの
ではないかと思う。

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北朝鮮は相当焦っているようですな。

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