›5 27, 2005

統制範囲の原則(スパン・オブ・コントロール)

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今の中国は嫌いですが、孟子、孔子の影響はとても受けました。
初めて眼に触れた小学生の時、愕然と感動したのを覚えています。
日本人は誰もが影響を受けているでしょう。
他方、今の中国には儒教など微塵も感じられませんね。
さて、孔子でなく孟子の言葉を紹介します。

民を貴しとなし、

社稷はこれに次ぎ、

君を軽しとなす


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▼ 統制範囲の原則(スパン・オブ・コントロール) ▼━━━━━
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■統制範囲の原則(スパン・オブ・コントロール)
誰しも自分が統制できる範囲には限界がある。その範囲が広い人が管理者
になるかといと必ずしもそうではない。

組織図を見てみよう。社長の下にいくつかの四角いマスがあり、その下に
さらにマスがあり、組織はピラミッド構造となっている。

社長だろうが、下級管理職であろうが統制範囲にそれほど差はない。
だが、職務において差がないだけで、人それぞれ統制範囲に開きがある。

話はそれるが、会社において手広く面倒見のよい管理者が家庭において
はまったく統制できていないこともあるだろう。

要領もある。要領によって広く統制できる人がいるのは事実だ。
逆に、仕事はできるが部下に仕事を降らず、何でも自分でこなしてしま
う者は統制範囲が狭い。

会社・家庭と全体を通して自分の統制範囲を見直してみよう。

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▼ ■中国の安価な労働力 ▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■中国の安価な労働力
中国の安価な労働力をあてにした中国進出、合弁企業立ち上げは正しい
戦略なのだろうか?

中国のGDP成長率については意見の分かれるところだが、少なくとも日
本と比較すれば成長を維持しているし、対日本では今後もその傾向が続
くであろう。

ところで、バブル崩壊以降経済の成長の止まった日本であるが、対中国
に対して円の価値はおよそ10倍強くなった。
つまり人民元の安さである。

中国に安価な労働力を求め進出するのは、今後10年、いや5年において
も危険になるであろう。

また、日本人の30分の1の賃金で雇用などということが、今後中国政
府がだまって見つづけることがあるのであろうか。

大前研一の本が爆発的に売れ、大前氏の主張のとおり安価な労働力を求
め中国に進出したら痛い目にあうであろう。

中国は2008年の北京オリンピックに向かい需要が急速に拡大し、それ
に伴い人民元高が進み、一方で目に見えない(中国政府保護の策略)不良
債権はさらに増大するのではないだろうか。貧富の差はさらに広まり、農
村部を中心としたクーデター、民主化運動が高まり、そして!

中国共産党転覆!

バブル崩壊!

世界のマネーを一挙に集めていた13億人の大国が崩れ去る。

これはあくまでも筆者の主観的な想像に過ぎない。この主張は大前氏や
チャイナスクール出身者のシュミレーションとは異なる。

中国に対する批判論は多々ある。

(本の紹介)
日経ビジネス選書  気がつけば、中国が「世界の工場」  日本はこのまま
滅びゆくのか

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あなたにその器があるのか。

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