古い映画だが、スティーブン・キングの「クージョ」を見た。
おとなしく、人懐っこいセント・バーナードが狂犬病になり飼い主を始めとして人に襲い掛かる映画だ。
犬が非常によく演技をしている。子供も引きつけの演技をうまくしている。撮影には忍耐が必要で、相当大変だったろう。
それに比べて、現代では、根気づよい撮影というのが減っていると思う。
金や人手はどんどんかけているが、根気強く撮影したという映画は少ないんじゃないか。
映画だけでない。
コンピュータソフトも昔は、少ないメモリ・CPU処理速度でいかにすぐれたソフトをつくるか根気の勝負だった。
だが今や大容量メモリ、高性能CPUで、メモリだとかCPUを効率よくつくることなんて気にかけていない。スピード重視でβ版でバグがあってもリリースしてしまうんだ。
ところで、PDF起動重いな。拡張子が.pdfだと開くのためらうよ。
クージョ | |
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