›4 21, 2014

レジリエンス(折れない心の力)

Posted by skillstorage at 01:09 / Category: 健康法 / 0 Comments

精神状態からアッパー系とダウナー系の2種類のタイプに人は分別されると思っている。
アッパー系とは躁系というか感情の起伏の激しいタイプだ。ダウナー系とは鬱系というか感情を表に出さないタイプだ。

どちらかというとアッパー系の人は社交性が高く、営業向きで、友達になるにしても楽しいと思っていた。これは自分がアッパー系に分類されるからかもしれない。

ところが、この分類は正確にはアッパー系は感情の起伏が激しく、プラスとマイナスの振れ幅が大きいタイプであり、ダウナー系は感情の変化が少ないタイプと分かってきた。

このタイプの違いが精神状態の違いとして心の病に大きく影響があるようだ。

鬱や心の病はストレス社会ともいわれる現代では急激に増加している。
その中で注目されているのが、レジリエンスだ。レジリエンスとは復元力のことであり、逆境における力のことである。

心理学者の研究が進み、楽観性を持つ人や、過去に挫折から立ち直った経験を多く持つ人ほど、心が折れにくい事が明らかになってきた。
厳しい状況でもネガティブな面だけではなくポジティブな面を見いだす事ができる人が、逆境を乗り越える事ができるのだ。

NHKの番組において、簡単には成し遂げられない努力(具体的にはけん玉)を1時間以上にわたって挑戦を諦めなかった人たちからも、一定の傾向が見て取れた。

20分もせずに諦めてしまう人達は、決まって感情の起伏が激しいのだ。努力の結果に対して一喜一憂してしまう。

社会での生活には努力の蓄積が必要だ。心を惑わされれない、何事もに動じない心の持ちようが折れない心に必要なことなのだ。