「資産を日本円ベースで100%持っていて良いのだろうか?」海外出張に行くたびにそう思った。
低金利で塩漬け、成長性の見込めない株式市場、そもそも将来死ぬまで日本に住み続けるのか?なんて社会人になってから考えていた。
世界にはまだ多くのエマージング・マーケット(新興国家市場)があり、調べれば税負担・金融商品の取引コストも違う。
株を買ったら本来配当を貰い続けるか、株価が上昇して現金を持つより良くなければ意味がない。その前提でもパフォーマンスに影響するのは税負担と取引コストだ。
そこまで考える人にとっては海外に銀行、証券会社の口座を持ち、多様な金融商品を取り引きするのがとても有意義だ。
もし、自分の将来の給与数十年分を担保にマイホームを買い、コツコツ働いてその後借金を返していくという先行幸福取得の奴隷型人生を選択するのであれば、海外投資の余力はあまり無いかもしれない。いやそうだったらむしろ、ローンの金利支払以上は稼ごうと思って、ハイリスク・ハイリターン金融商品を買うかもしれない。
個人的には、多様なミューチャルファンド、ETF、コモディティ関連(石油、穀物連動)の商品知識が欲しかった。コストのかからない金融商品を持ち(レバレッジはかけない)、年率10%の利回りを目指し、7年後2倍、25年後に10倍の金融資産を持つことを目的としている。
自分の知らなかった、というかこんな金融商品があったらなと思うのがあって、最適なポートフォリオが組めそうだ。
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