›10 02, 2006

株主優待で得をするには

Category: 日々雑感 / 0 Comments: Post / View

株主優待とは、企業が株主に対して株の保有の対価、サービスの一環として製品などを提供する制度のことである。
自社サービスを株主優待制度の一環として株主に提供したり、株主を優待すること自体を株式保有のモチベーションとしたり様々なパターンがある。

自社製品であれば、例えば飲食業界が自社の飲食サービスの無料券を配ったりしている。
また、株主優待用に自社製品とはまったく関連の無い製品をカタログ化して、株主に選択さえ与えている企業もある。

この株主優待であるが、当初企業が想定している株式所有比率に対する提供額(ようするに利回り)と株価の乖離によって、割安で株を購入し高額の株主優待を手に入れることのできるような現象も起きている。

例えば、タスコシステム社は飲食フランチャイズを展開し、高田屋、鳥鉄などがあるが、株価が暴落したせいで安価に株主優待を手に入れることができた。他にもそのような例は多くある。

株主優待を手に入れるためには、その企業の株主になる必要があ、権利確定日にその企業の株主名簿に名前が記載されている必要がある。一般的には権利確定日の5営業日前までに購入する必要がある。
株主優待に必要な株式数は企業によってまちまちである。

権利確定してしまえば翌日(権利落ち日)に売却してもそのまま株主優待の権利は保持できる。そのようなことから株主優待制度の権利だけを得て、権利落ち日にあまり株価の変動が無い段階で売ることによって費用対効果を高めることができる。

権利日、権利月については様々なサイトで紹介されているので、チェックしてみよう。


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