›5 30, 2005

CVS

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イギリスを除くヨーロッパと、アメリカ・イギリスのイラク攻撃に対する姿
勢は今後どのような影響を及ぼすのでしょうか?

子供が言っていました・

「ナンデ ニホンハ イラクナンカ カンケイナイノニ アメリカニ キョ
ウリョク スルノ?」

子供はまだ何故?と疑問に持つからすごいなぁと思います。

訳もわからずとにかく「戦争反対!」などという馬鹿とは違いますね。
確かに戦争反対と叫ぶ方々の言うとおり、アメリカは間違いなく石油利権を
狙っていますね。あたり前です。

「そんなアメリカの都合に日本がつきあう必要ないよ」とか「イラクが核を
持とうが関係ねーべ」とか学生が電車で話していました。

所詮、世論とはこんなものでしょう。

「世論が間違っていることもある。それは過去の歴史を見ればわかる」
これは小泉首相の言葉です。

そのとおりかもしれませんよ。

日本がもしアメリカに協力しなかったら、北朝鮮が攻撃してきてもアメリカ
に「関係ねーべ」って言われますから。

こんなアメリカのケツを嗅いで生きていかなければならないなんて、非常に
屈辱ですが。

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□ CVS

日本の小売業、流通業は駄目だと言われている。国際的に競争力がなく、利
益が計上できず、外資資本下になってしまった企業や、民事再生中の大企業
も多々ある。

だが、日本には世界に誇る小売・流通業がある。

それは、コンビニエンスストア(CVS)だ。

セブンイレブンがまだ文字通り「朝7時~夜11時」に営業していたころ、
筆者の知人がセブンイレブンのオーナーとなった。
つまりフランチャイジー(加盟店)ですね。

フランチャイズビジネス自体はアメリカから渡ってきたが、日本でも独自の
形態で発展している。

オーナーは自腹を切って、土地を含めた資本を提供し、その資本の上にフラ
ンチャイザー(本部)のロイヤリティーを含めたビジネスモデルを乗せる。
売り上げの数パーセントをフランチャイザーに支払う。
フランチャイズのメリットは、ビジネスのノウハウの無いオーナーが、資本
さえ提供すれば、既に完成されたビジネスモデルを展開することができるこ
とだ。

先の知人は、セブンイレブンが大ヒットし、それで儲けた金でさらにコンビ
ニエンスストアを展開していった。
最初はオーナー自らが過剰な業務で働いていたが、やがて人に任せ、自分は
働かずして収入を得ることができるようになったようです。

□ CVSの特徴

CVSは他の小売業、流通業の業態と大きく違う。

CVSが他の小売・流通業との違いを列挙すると下記があげられる。
・基本的に割引しない
・品目が少ない
・独自POS・EOSを採用している
・フランチャイズ形式
・独自の情報端末を持つ

後半3つがCVSの強みであり、それは実は情報システムである。
独自の情報ネットワークを持ち、売れ筋商品、商品開発、情報提供までを管
理し、さらには本部から加盟店に情報をフィードバックしている。

こう考えると、CVSは小売、流通業という業態枠には入らず、新産業と位
置付けることができる。例えば、情報発信業、情報提供業ということさえも
できると思う。

CVSは顧客に情報を発信するだけでなく、ベンダと呼ばれるCVSに商品
を提供する製造業にも情報を発信している。

□ POS
POSとは「POS(Point Of Sales:販売時点情報管理システム)」のこ
とで、レジに内蔵されているシステムである。

顧客が一点購入するごとに、1レコード発生する。使用法としては下記があ
げられる。

顧客が商品を購入するごとに集計され、CVSによっては、どの客層(男or
女、年代)がその商品を購入したかまで詳細にPOSに打ち込んでいる。

そして、POSで集めたデータを集計することによってさまざまな情報を見
出すことができるようになる。

例えば、下記のようなものがある。
・商品の在庫情報
・売れ筋商品情報
・時間別、曜日別の売り上げ動向
・その商品の購買対象
・購買関連商品(ショッピングバスケット分析)
・商品レイアウト(どの棚に売ると売れるか)
・地域需要
・新製品のテストマーケティング
・商品の適正在庫分析
・販促のタイミングの計画作成

さらに関連して下記のようなメリットがある。
・社員、パート、アルバイトの人員配置計画
・生産加工計画
・商品開発
・発注精度、スピードの向上

これらは、特にCVSに限らず量販店でもやっていることだが、特にCVS
のPOS情報システムが進んでいる。

それは、消費者がもっとも頻繁に訪れるのがCVSであり、したがって最も
消費者の動向情報を収集できるからであろう。

□ CVSのPOSの欠点
POSは美容院でも、個人経営商店でも利用されている。
だが、彼らがPOSで収集した情報の価値は、ベンダにとっては低い場合が
多い。

なぜならば、個人経営店でのPOSというのは、その店に来る客特有の情報
しかないからである。

CVSで集められるデータは、消費者の平均値自体がその地域の代表者に近
いイメージであり、データの信憑性が高いからだ。

だが、CVSのデータにも欠点がある。

それは、顧客を完全に識別できないということだ。

いまや、POSはカードシステムと完全に連携されるようになっている。
だが、CVS業界では全くカードが普及していない。

例えばセブンイレブンは8千店舗以上ある。
どこのセブンイレブンでも使えるカードがあれば、非常に便利だと思うのだ
が。

最近では牛角で、カードが普及しており、ポイントカードでポイントがため
ることができるし、頻繁に行くと、ポイントの付きも良い。

店側としても、カード発行時に、顧客特性(性別、年齢、住所、職業等)を
書かせることができるので、毎回店に来てもらうたびに、商品と顧客思考を
より細かく分析することができる。定期的に消費者にカードや割引券を配り
販促することもできる。

だが、CVSにはそれがない。CVS側から消費者に対するアプローチは無
い。

だが、CVSの情報の扱い方の問題だと思う。
大雑把な消費者の消費思考、商品との関連分析が分かれば良いし、顧客ひと
り一人に対して特別なサービスをする必要も無いからだ。

□ 究極のCVS

CVSのように、情報収集を武器としている企業で、アマゾン・ドットコム
を取り上げたことがある。

アマゾンは、一人一人の消費者を個別に消費と嗜好を分析している。
そして、販売品目も着々と広げている。

アマゾンは現在ネット上だけの存在だが、品目が増えれば、まさにネット上
のCVSとなり得るのではないだろうか。

ただ、日本のCVSは人々の集まりの場でもある。
今後、CVSが地域の顧客一人一人にそれぞれ特別のサービスを提供できる
ようになれば、CVSの小売、流通業としての業態も大きく変化するのでは
ないだろうか。

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実はあの世界一の小売業ウォールマートもセブンイレブンの管理手法を参考
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