›5 23, 2005

若手官僚の留学後退職

Category: MBAで使う教科書 / 0 Comments: Post / View

98~2002年に同制度で留学し、後に退職した45人の専攻を調べたところ、経営学修士号(MBA)取得者が約半数を占めていた。外資系企業などに引き抜かれているケースが多いとみて、人事院では「特にMBA取得希望者には、留学前にしっかり意向を確認するよう各省庁に呼びかける」(幹部)ことにしている。
(2005年5月21日19時3分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050521i109.htm

そういえばMBAにも公費留学の人いたなぁ。彼らの経歴は非常に輝かしい。東大法学部を卒業し、キャリア(国家公務員第1種)で、人事院から公費でMBA留学(MPAも多い)。彼らは公職についていることに非常にプライドを持っていて、民間企業で働いている彼ら以外の者だとかキャリアでない国家公務員だとか地方公務員を非常に軽蔑している感じでした。
非常に横柄な感じがし、人に頭を下げてたりするところを見たことがないなぁ。他の民間企業からの社費留学者も「官僚は横柄で、性格が屈折していて付き合いにくい」と言っておった。

まあ、だけどそのプライドなんだけど、給料が非常に低いというところ、自分たちより落ちこぼれの大学出身者だとかが外資金融系などで5倍以上の給料を貰っていることに対して非常に屈辱を感じている雰囲気でした。

そして、MBA入学前から外資投資銀行、コンサル会社等から青田買い(採用活動)を受けていたのだ。

もっとも、MPA(パブリックポリシー系)でなくてMBAを選ぶなんて最初から、税金でMBA(生活費込みで1500万円以上かかる+給料)を取得することを念頭においていたとしか考えられないと、個人的には思いました。


但し、国の運営を行う国家公務員が優秀でないと国益を損ないます。
優秀な者を公務員として働かせる何らかのモチベーションが必要だな。

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