›1 29, 2014

Bitcoinの可能性

Posted by skillstorage at 04:06 / Category: イノベーション / 0 Comments

Bitcoinが世界を騒がせている。Bitcoinは通貨発行権のある国家に依存しない。その点、各国の通貨を電子化した電子マネーと違い、企業の発行するポイントとも違う。
P2Pの技術を用いて米国のサトシ・ナカモトという国籍不明の人物の論文に基づき実現された。

Bitcoinの流通量はほぼ決まっており、その流通総量は独自の法則でじわりじわりとしか上がらないので、本来安定した通貨なのであるが、Bitcoinへの通貨からの変換量、つまり需要は変動するためBitcoinの取引価値は大きく変化している。

いつも思うのだが、最近ではものを買うときはクレジットカードかSUICAにしており極力現金は使わない。
その手段がBitcoinになるということは、不安定な通貨を持つ国家であればBitcoinに乗り移ってしまうという可能性がある。
小国であれば、その国の通貨は非常に限定されたニーズしかなく、場所によっては国際通貨ドルやユーロで商品の売買がされているところもある。
通貨の発行には中央銀行が必要であり、通貨を発行するのにも莫大な経費がかかる。
そのような通貨がインフレにでもなると、国民の生活は危機に瀕するのだ。

それは日本の円という通貨でもその影響から逃れることはできないのではないだろうか。