›2 09, 2012

出張で便利!無線LAN(Wi-fi)アクセスポイント設定

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スマートフォンやタブレット端末の登場で、出張先や外出先でも職場と同じような環境で仕事ができるようになった。
例えばDropboxのようなクラウド・ストレージを使えば、職場も自宅もスマートフォンでも同じ電子ファイルが扱える。スマートフォンから職場のPCを遠隔することも可能である。
出張でiPhoneやiPadを持って行って、暇な時間は動画を見たり、快適にネットを楽しみたいと思っても、問題となるのが携帯回線の遅さである。
動画はダウンロードに時間がかかるし、iPhoneのWi-Fiで無料でビデオ電話ができるFaceTimeも使用できない。Podcastは使えないし、サイズの大きいソフトもインストールできない。

出張先のビジネスホテルの部屋で無線LANが使える環境はなかなかない。しかし、LANケーブルのポートはほぼ必ずある。

そんな時は、ノートPCを無線LANのアクセスポイントにしてしまう方法がある。

<手順>
1.コントロールパネルの「ネットワーク接続」を起動。
2.ローカルエリア接続のアイコンを右クリックしてプロパティを表示。
3.「インターネット接続共有の設定」を以下のように設定。
 ホームネットワーク接続を「ワイヤレスネットワーク接続」にする。
 OKを押して閉じる。
4.ワイヤレスネットワーク接続のアイコンを、右クリックしてプロパティを表示。
5.「ワイヤレスネットワーク」タブから「優先ネットワーク」の追加ボタンをクリック。 
「ワイヤレスネットワークのプロパティ」という画面で下記を入力。

 ネットワーク名(SSID):
 ネットワーク認証:オープンシステム
 データの暗号化:WEP
 ネットワークキー:
 キーのインデックス:1
 これはコンピュータの相互(adhoc)のネットワーク・・チェックをONにする。

これでノートPCのLANケーブルを部屋のLANポートにつなぎ、ノートPCの無線LANがアクセスポイント(ブリッジ)となって、スマートフォンやタブレット端末のWi-Fiを接続することが出来る。

もっと手頃にやりたければ、手のひらサイズの無線LANが売っている。
実際、こんな小さい無線LANなのだから、わざわざノートPCをアクセスポイント化などしないで、つないでしまった方が遥かに楽だ。

スマートフォンやタブレット端末はWi-Fi環境でこそ能力を発揮する。


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