›8 07, 2007

フルキャスト、グッドウィルの派遣労働者の将来

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業務管理費の返金による損失計上など問題を抱える請負派遣ビジネスだけれども、これこそまさに労働者搾取というビジネスモデルだと思います。

日雇いというビジネスモデルは昔だと、訳有りで東京だと下町の山谷当たりで探す労働者を思い出します。学生の頃自主制作映画で撮影したところ、コワモテのおっさんから脅されてテープを破棄された経験があります。

要するにヤクザが利権を持っていて、治外法権的にこの場所に逃げ込んだ連中が日雇いで働いていたのだと思います。サラ金などから逃れてこの場所に来れば、追い込みをかけられないという特殊な場所だったらしいです。

さて、近年ではニートやフリーターの増加から定職を嫌う若者層が出現し、将来を考えずにフルキャストやグッドウィルのような派遣や日雇いや請負をやっているケースが増加している気がします。

定職に付かず、このような仕事に一旦足を踏み入れるとまともな就職先はなかなか見つけられずにずるずると年を重ねて、それでも低賃金で働かざるを得ない環境になるのではないでしょうか。
若いうちはまだ定職との賃金差もそれほどないでしょうし、自分の時間を持てるというモラトリアルを優先してしまいがちですが、年を重ねるにつれ搾取されていることが実感できるのだと思います。

しかし、こんな事態だどもリクナビネクストなど転職サイトは派遣、請負ばっかが広告主ですな。

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